自損事故の方

病院での治療

自損事故

事故後は、直ちに信頼のおける先生の診察を受け治療を開始する必要があります。『治療費が自己負担なら我慢する』と仰る加害者の方もいらっしゃいますが、後日痛みが出たり、自然治癒すると思っていたら中々治らない、といったケースも多く見受けられます。
これらを避けるためには、例え直後に交通事故の症状が軽かったとしても、躊躇なく病院で治療を受けなければいけません。


治療費について

保険証

自損事故、または過失割合が100%自分にある場合、自賠責保険で治療を受けることは出来ません。しかし任意保険に加入している場合、その補償内容によっては治療費がカバーされる場合がございます。また、万が一任意保険に加入していない場合には、健康保険を利用して治療費をカバーすることができます。

更に、事故車両に同乗されていた方は、自損事故の場合であっても自賠責保険が適用されます。例え過失割合100%の車両に同乗していたとしても、自賠責保険は適用することが可能です。


任意保険の補償内容について

人身傷害の補償内容

・ご契約中、補償対象車両に搭乗している方

 補償対象車両に搭乗中の交通事故への補償

 

・ご本人及びご家族の方

 契約者両以外の自動車搭乗中の交通事故への補償

 歩行中の自動車事故や、自転車などの運転中の自転車事故でも補償

 

支払いの対象となるのは治療費などの実費、休業損害、精神的障害、将来の介護料などとなります。保険会社、プランにより補償対象が変わってくるのでご確認ください。


治療期間について

怪我の程度によって違いますが、平均的な治療期間としては3ヶ月~5ヶ月の治療期間が必要になります。
回復が早ければ、2週間程度で7割程度は症状が和らぎますが、根本的に治すには最低でも3カ月は必要となります。中途半端な治療は、最悪の場合には後に後遺症を残す原因にもなりますので、完全に回復するまで最後まで治療しましょう